相模舞台同盟春公演 新感覚時代劇『左近』

相模舞台同盟春公演 新感覚時代劇『左近』

●ストーリー

時は戦国時代…破竹の勢いで天下統一を進める男「織田信長」とその妻「お濃」。
織田家は森蘭丸、羽柴秀吉、徳川家康、明智光秀など配下にも恵まれ、天下統一を疑うものはいなかった。
しかし、あるとき蘭丸はお濃と信長が人間ではないことを知ってしまう。
二人は人肉を貪り食い、力満ちる時を待ち望む妖だったのだ。

「月満ちる時、清く高貴な魂を喰らえばその力、最高の高まりをみせよう…。」

数々の国を滅ぼし、その国の姫達を捕らえ…最大の力を手に入れた時、奴らはこの国をどうするというのか…。
秘密を知り殺されかけた蘭丸は命からがら逃げ出した。 しかし、逃走中に負った傷は深く、蘭丸は意識を失い生死の狭間をさまよい記憶を失ってしまう。
傷だらけの蘭丸を助けてくれたのは、とある村の住人たちだった。
彼らは、記憶を失った蘭丸を優しく受け入れ、新しい名前を付けててくれた。
その名は…『左近』…。
しかし、平和な村にも信長の魔手が迫るのであった……。